トップページに戻る＞カブ＞２０１０年カブ栽培歴｜２０１１年カブ栽培歴｜２０１２年カブ栽培歴｜２０１３年カブ栽培歴｜２０１４年カブ栽培歴｜２０１５年カブ栽培歴｜２０１６年カブ栽培歴｜２０１７年カブ栽培歴｜２０１８年カブ栽培歴

カブつくりの記録＠家庭菜園

難易度　　　

特性 　

• 原産地は地中海沿岸、中央アジアで、縄文時代に日本へ渡ってきた。
• アブラナ科の根物野菜で冷涼な気候でよく出来るが、ダイコンに比べて土中に深く入らないので、手軽に作れる。
  初心者は９月播きがお勧めだが３月播きもできる。
  暑い時期は虫が多く無農薬栽培は難しい。 　　　
• 根の大きさにより大カブ・中カブ・小カブと有り、小さいものほど早く収穫できる。

土作り・元肥え

• 水分の多い粘質の土が向くが、どこでもたいてい良く出来る。 　　　
• 石灰を混ぜるときは一週間前に施し、よく耕しておく。 　　　
• 畝幅６０〜７０ｃｍに元肥を混ぜてよく耕し畝を作っておく。

種まき 　

• 準備した畝に２〜３列に筋を切って筋蒔きにするか小カブならバラ撒きにし、０.５ｃｍの覆土をする。　　　　　 　　　　
  切りワラや籾殻を被せ、発芽したら徒長を防ぐため取り除く。 　　
• 潅水した後ですぐに根切り虫の被害を防ぐため、グリーンベイト等の薬剤を撒いておく。
  これを怠ると苗が食い倒されてしまう。
• 無農薬で作りたければ１０月以後に種まきしたら出来るけど、大きなカブにはならない。

生育過程 　

• ２〜３日で発芽するので、いい物を残しながら込み合ってるところを間引きして、小カブなら最終的に株間１０〜１５ｃｍにする。 　
• 生育中は早めに外葉が大きくなる前に油粕・硫安等の化成肥料を追肥し、株元に土寄せする。 　
• 冬以外はヨトウ虫・アブラムシがつくので、薬剤散布して防除する。
  アブラムシがつくとウイルス病になって、生育不良になる。 　　　
• 乾燥しすぎると根が三角形になったりして生育不良になるので、適時潅水する。 　　　
• 気温が下がる１２月以降はトンネルを被せてやらないと、成長しない。

収穫 　

• 小カブは４０〜５０日、中大カブなら６０〜１００日で収穫できる。 　　　　　
  冬は収穫期間が長いが、あまり長く置くとスが入る。 　
  低温に合った後気温が上昇する春はトウ立ちする。 　　　
• 農薬がかかってない葉はおいしく食べられるので、利用できる。 　　　
• 春作は虫害が多いので消毒が必要で収穫期間も短いので、あまりお勧めできない。

根の異常と原因 　

• ス入り：採り遅れ、や連続高温条件で発生する。 　　　
• 裂根　：乾燥後に大雨が来たり、採り遅れで発生する。 　　　
• 変形　：高温・乾燥、又は低地温・水分過剰で発生しやすい。

病気・害虫・防除法　　 　

• キスジノミハムシ
　　　
• ヨトウ虫　　　　　　　 ：ランネート水和剤 　　　
• カブラハバチ幼虫　　　 ：ランネート水和剤
• 青虫　　　　　　　　　 ：同上 　　　
• シンクイムシ　　　　　 ： 同上 　　　
• アブラムシ　　　　　　 ：殺虫剤なら何でも 　　　
• 線虫　　　　　　　　　 ：マリーゴールドを混植、土壌消毒
• 根コブ病　　　　　　　　　　　　：連作を避けCRのついた品種（根こぶ病抵抗性品種）を植える

これまでに作った品種

　　 　　
• 耐病ひかり　　　　　 ：小カブから大カブまで随時間引き収穫できる優秀品種　　　　　　　　 　　 　　
• スワン　　　　　　　 ：同上 　　
• 聖護院大カブ　　　　 ：千枚漬け用で直径１５ｃｍになる 　　
• 他にもノザワナや赤など色の付いたカブが有る。

我が家でよく作る料理法

• 酢物
• ぬか漬け 　　
• 煮物・スープ・茹でてサラダ 　　
• 葉はおひたし・漬物・炒め物

栄養特性

• 菜の部分は淡色野菜であり栄養成分は少ないが、カリウムやジアスターゼを含み消化を助ける。 　　
• 色カブは抗酸化性があり、目の疲労に効果がある。 　　
• 葉はたんぱく質、ビタミンA・C、カルシウム、鉄分、食物繊維が豊富である。

このWebサイトについてのご意見、ご感想は、掲示板でご連絡ください。

　

２０１０年カブ栽培暦

９月１３日	耐病ひかりを種まきする。 ２０ｃｍ間隔２列の筋蒔き。
９月２４日	１１日目。 今の所虫食い少ない。
１０月１１日	ちょっと育ち悪いか。 間引きして追肥する。
１１月２２日	７０日で初収穫できた。直径７ｃｍの小カブだが、いい出来だ。 葉も美味しく食べられる。
２月２０日	寒さが厳しくてひび割れしてしまうので処分した。

　 　 　 　 　 　

２０１１年カブ栽培暦

９月９日	耐病ひかりの種まきする。 ２０ｃｍ間隔２列の筋蒔き。
９月２７日	二回目の間引きで株間２〜３ｃｍにした。 生育順調
１０月５日	大きくなったので最終間引き・追肥をした。 株間５〜７ｃｍくらい。
１０月２１日	もうすぐ食べられそうな大きさになった。
１１月４日	直径５ｃｍ位の小カブになったので収穫した。
３月７日	トウが立ち始めてるので処分した。 おおきいのは１kg位になって割れている。

　 　 　 　 　

２０１２年カブ栽培暦

９月９日	耐病ひかりの種まきする。 ２０ｃｍ間隔２列の筋蒔き。
９月１９日	本葉２枚目。 混んでるところを間引きした。
１０月２日	虫食いが少し見られる。 １０ｃｍ間隔に間引きした。
１０月３０日	直径７ｃｍになったので、小カブとして収穫する。 長く置いておけば中カブに生育する。
２月２５日	ジャガイモを植えるため、撤去した。食べても美味しくない。

　 　 　 　

２０１３年カブ栽培暦

９月１３日	耐病ひかりの種まきする。 ２０ｃｍ間隔２列の筋蒔き。
１０月２日	本葉が大きくなってきたので、間引きをして、１０ｃｍ間隔にする。 追肥をした。
１１月３日	コカブの大きさになったので収穫した。
１１月２１日	かなり大きく、中カブの大きさである。

　 　 　

２０１４年カブ栽培暦

９月１７日	耐病ひかりの種まきする。 ２０ｃｍ間隔２列の筋蒔き。
９月３０日	発芽揃ってないが、間引きしていく。 種まきが少し遅かったか。
１１月１１日	中カブの大きさになったので、収穫した。 形が良く、良品だ。

　 　 　

２０１５年カブ栽培暦

９月１５日	耐病ひかりの種まきする。 ２０ｃｍ間隔２列の筋蒔き。
１０月１６日	最終間引きした。 油粕を追肥した。
１１月４日	初めての収穫。 まだ小カブクラスの大きさである。

　 　 　 　 　

２０１６年カブ栽培暦

９月１６日	すみれかぶの種まきする。 ２０ｃｍ間隔２列の筋蒔き。
１０月８日	生育してきたようだ。
１０月３１日	もうすぐ収穫できそうだ。 間隔が狭いので間引き収穫するか？
１１月５日	少し小さいが、初収穫した。 千枚漬けの素を使って酢の物にしたら美味しい。
１月１１日	十分な大きさになり、たくさん収穫できている。 2月下旬になると固くなるかもしれない。

　 　

２０１７年カブ栽培暦

９月１３日	すみれかぶの種まきする。 ２０ｃｍ間隔２列の筋蒔き。
１０月１１日	雨続きで生育が悪い 雨で間引きが遅れ、徒長している。

　

２０１８年カブ栽培暦

１１月２０日

すみれかぶはそろそろ収穫できる。 実が割れるのが少しある。